～匠の企み～

収納空間のリフォームについて．．．

住宅を新築するとき、少なからず「押入、物入、クローゼット、棚」など
を設けて新生活がスタートしますが、築25年も経過すると家族住人の
数や環境の変化と同時に「物」が増え始めます。
家具・家電・贈答品・記念品・もらい物・骨董品・趣味の物・道具・衣類
おもちゃ等々．．．「どうしても処分できない物である！」という「思い」が
強くてなかなか処分できず、とりあえず押入の隅に「重ね置き」というこ
とに．．．結局、十数年もの間、そのままに～。そのうち「物」があふれ
て整理するにも収拾がつかず、生活のストレスにもなりかねません。

やはり一番いい方法は不要なものを「納得」して「捨てる」ということ。
各種の収納関連本にもヒントがありますヨ！　
さぁ勇気をだして！　片付けからはじめませんか。

そこで．．．リフォームによる「収納空間」の計画事例をご紹介！！



　　希望の．．．～収納空間～
▲Ｙ邸の奥様の－リクエスト－により実現した「収納空間」です。

築27年の１階北側奧にある家事室を収納空間に改造！
物が増える度に家事室のスペースが狭くなり、乱雑な状態となっていました。
「家事室」として造ったのに「機能」しないので、思い切って「収納空間」とし
てリフォームすることに！
※「物」を保管しながら、いつでも取り出せる収納空間を基本として次の様
　な工夫をしています。

①衣類のハンガークローゼット（ロング、ショート）
②衣類の整理棚（オープン、クローズ棚）
③カウンター腰棚（アイロン掛けやサービステーブルとして利用）
④ふとん収納棚（中段の設置）
⑤小物整理棚（既設棚利用）
⑥タオル可動棚（バスタオル、着替え用衣類の収納）
⑦既設タンス置き場（想い出のタンスを継続して使用します）
⑧枕棚（上部の天井に近い部分に棚を造り有効利用を図ります）

☆その他「脱衣スペース」や「洗濯スペース」を設けて「浴室」と連動
　した家事動線を確立しています。

☆生活の「ストレス」を感じさせない「収納空間」が完成しました！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｋamizato